蓄電池とは?メリット・デメリットを解説!

蓄電池

蓄電池は、簡単に言うと「電気の貯金箱」のようなものです。
太陽光発電などで作った電気や、夜間など電気が安い時間帯に買った電気を蓄えておき、必要な時に使うことができます。
ここ数年、蓄電池が注目されています。
技術の進歩により、充放電性能や制御機能に優れた蓄電池が開発され小型化や軽量化なども進んでいます。
災害時だけでなく、日常的な節電対策としても、蓄電池への関心は高まっています。
電気料金負担に悩んでいる方は、節電活動だけでなく蓄電池や太陽光発電を使ったエネルギーの自家消費を始めてみてはいかがでしょうか?

  1. 蓄電池の仕組み
  2. 蓄電池のスペック「単機能型・ハイブリッド型」
      1. 「単機能型」の蓄電池
      2. メリット
      3. デメリット
      4. 「ハイブリッド型」の蓄電池
      5. メリット
      6. デメリット
  3. ソーラーパネルとの適合性
      1. ソーラーパネルの設置容量との適合
      2. PID現象
  4. 蓄電池の「最適な蓄電容量」を確認
      1. ソーラーパネルの設置容量3kWの場合
  5. 太陽光パネルの容量別、最適な蓄電池容量早見表
  6. 家庭用蓄電池・メーカ紹介
      1. Nichicon
      2. SHARP
      3. 京セラ
  7. 国の補助金制度
        1. 蓄電池導入をサポート!国や自治体の補助金制度を活用しよう!
  8. 自治体補助金の進捗状況
    1. 青森県
      1. 補助金制度の例
    2. 秋田県
      1. 補助金制度の例
    3. 岩手県
      1. 補助金制度の例
    4. 山形県
      1. 補助金制度の例
    5. 宮城県
      1. 補助金制度の例
    6. 栃木県
    7. 茨城県
    8. 千葉県
      1. 補助金制度の例
    9. 群馬県
      1. 補助金制度の例
    10. 埼玉県
      1. 補助金制度の例
    11. 東京都
    12. 補助金制度の例
    13. 兵庫
    14. 補助金制度の例
    15. 奈良県
    16. 補助金制度の例
    17. 滋賀県
      1. 補助金制度の例
    18. 和歌山県
    19. 補助金制度の例
    20. 愛知県
      1. 補助金制度の例
    21. 静岡県
      1. 補助金制度の例
    22. 三重県
      1. 補助金制度の例
    23. 岐阜県
      1. 補助金制度の例
    24. 山梨県
      1. 補助金制度の例
    25. 富山県
      1. 補助金制度の例
    26. 石川県
      1. 補助金制度の例
    27. 新潟県
      1. 補助金制度の例
    28. 福井県
    29. 香川県
      1. 補助金制度の例
    30. 愛媛県
      1. 補助金制度の例
    31. 高知県
      1. 補助金制度の例
    32. 徳島県
      1. 補助金制度の例
    33. 広島県
      1. 補助金制度の例
    34. 島根県
      1. 補助金制度の例
    35. 鳥取県
      1. 補助金制度の例
    36. 岡山県
      1. 補助金制度の例
    37. 山口県
      1. 補助金制度の例
    38. 福岡県
      1. 補助金制度の例
      2. 補助金制度の例
    39. 長崎県
      1. 補助金制度の例
    40. 佐賀県
      1. 補助金制度の例
    41. 大分県
      1. 補助金制度の例
    42. 宮崎県
      1. 補助金制度の例
    43. 鹿児島県
      1. 補助金制度の例
    44. 沖縄県
  9. 家庭用蓄電池の補助金
      1. 国や自治体からの大規模な支援金
      2.  国からの蓄電池の補助金 
      3. 自治体からの蓄電池の補助金 
      4.  国からのV2HのCEV補助金 
  10. 家庭用蓄電池はローンが利用できます
  11. 近年では家庭用蓄電池の導入が増えています
      1. ポイント1
      2. ポイント2
  12. FIT制度の始まった2012年をピークに減少傾向にある。
  13. 価格変動は鈍化し値上がり傾向にある
  14. 電気代削減効果のシミュレーション
  15. 蓄電池の選び方
      1. 選び方1
      2. 蓄電容量
      3. 選び方2
      4. 停電時の稼働
      5. 選び方3
      6. パワコンタイプ
      7. 選び方4
      8. 設置場所
  16. 家庭用蓄電池の選び方のまとめ
      1.  停電時の仕様 
      2.  設置費用 
      3. リチウムイオン電池の寿命
  17. 蓄電池のメリット
      1. メリット1
      2. 電気料金負担を削減できる
      3. メリット2
      4. 電気料金の高騰
      5. メリット2
      6. 災害時の蓄電池のメリットは?
      7. メリット3
      8. パワコンの交換費⽤を節約でき効率UP
      9. メリット4
      10. 電気自動車の動力源
  18. 家庭用蓄電池のよくある質問
      1. Q.蓄電池はどのような場所へ設置できますか。
      2. Q蓄電池はどのような種類がありますか。
      3. Q.蓄電池にメンテナンスは必要ですか。
      4. Q蓄電池を安全に使用するための注意点はありますか。
      5. 蓄電池はに劣化する
      6. 蓄電池はに劣化する
      7. 蓄電池のデメリット3
      8. 設置スペースの確保と配線工事が必要
  19. 蓄電池と太陽光発電の有効活用
      1. オール電化にすることでZEH(ゼッチ)を実現可能!
      2. なぜ蓄電池が注目されているのか?
  20. 蓄電池と太陽光発電の有効活用
  21. 選び方3
      1. 経済モード
      2. グリーンモード
      3. 安⼼モード
  22. 固定買取(FIT)終了後、どこに売るの?
  23. 電⼒会社の買い取りプラン及び⼿続き
  24. ご家庭の固定価格買取終了への4つの対策
  25. 卒FIT後の詐欺についても注意

蓄電池の仕組み

蓄電池とは太陽光発電で発電した・電気・コンセントから電力を蓄え、家の中の電化製品を電力でまかなうことができます。

蓄電池のスペック「単機能型・ハイブリッド型」

「単機能型」の蓄電池

メリット

単機能蓄電システムのメリットは、分電盤やパワーコンディショナの2次側に接続するので、どのメーカーの太陽光パネルを使っているか、という制限がありません。
ハイブリッド蓄電システムと比較して、単機能蓄電システムは比較的安価なため導入メリットの1つです。

デメリット

停電時、単機能蓄電システムは太陽光発電からの充電が制限されるため、十分な電力を蓄えられません。
停電時は太陽光発電のパワーコンディショナは自立運転モードとなり、出力電力は最大1.5kW(自家消費と充電含めて)です。長時間の停電時には電力不足になる可能性があります。

「ハイブリッド型」の蓄電池

メリット

ハイブリット蓄電システムは、停電時においても太陽光発電で得られる電力を最大限に活用し、蓄電池への充電を継続できる点が大きなメリットです。
アイビス7の例では、停電中でも5.5kWの発電能力を活かして、長期間の停電時でも、安定的な電力供給を確保することができます。

デメリット

デメリットは、既設の太陽光発電システムとの適合性です。
古いタイプの太陽光パネルでは、蓄電池との組み合わせによってPID現象が発生し、発電量が大幅に低下する可能性があります。
エコ発電本舗では、ハイブリッド蓄電システムを導入される場合は必ず適合調査を実施しております。適合調査を省略する粗悪な販売施工店も多いので、ハイブリッド蓄電システムを後付けで導入される場合は、必ず適合性をご確認ください。

※メリット・デメリットの詳しい内容はこちら

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ソーラーパネルとの適合性

ソーラーパネルの設置容量との適合

既設の太陽光パネルの設置容量から、余剰発電量を試算し最適な蓄電容量の蓄電池を選定する必要があります。
不適合な蓄電容量を選定すると十分な経済メリットを得る事はできません。

PID現象

太陽光発電システムのメーカーやソーラーパネルの製造時期次第では、ハイブリッド型蓄電池を設置した際PID現象が発生する可能性があるため、太陽光発電の発電量が大幅に低下する不具合が発生する可能性がありす。
ハイブリッド型蓄電池を後付けで設置する際は、お客様のシステムに合わせた最適な蓄電池をご提案するため、必ずメーカーに問い合わせを行っております。

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蓄電池の「最適な蓄電容量」を確認

家庭用蓄電池の容量は、一般的に4kWhから16.6kWh程度が一般的です。
最適な蓄電容量は「自宅の電力使用量」「太陽光パネルの設置容量」から算出することができます。
電力使用量は、家族構成や季節によって変動するため、「太陽光パネルの設置容量」から試算する方が簡単で確実です。

ソーラーパネルの設置容量3kWの場合

  •  ソーラーパネルの設置容量:3kW
  •  年間発電量:3,300kWh(設置容量 x 1,100)
  •  1日の発電量:9kWh(年間発電量 ÷ 365日)
  •  1日の余剰発電:5kWh(1日の発電量 – 自家消費分(4kWh))

太陽光パネル3kWの場合、蓄電池は5kWh程度が一般的で効率的です。

太陽光発電で余剰となった電力を蓄電池に貯めることで、電気代を削減でき経済的です。1日の余剰発電量に合わせて蓄電池の容量を選ぶと、より効果的に活用できます。

太陽光パネルの容量別、最適な蓄電池容量早見表

太陽光発電量年間の発電量
(KW/年)
1日あたりの発電量
(KW/日)
1日余剰発電
(4KW自家消費)
7KW7,7002117KW
6KW6,6001814KW
5KW5,5001517KW
3KW3,30095KW

家庭用蓄電池・メーカ紹介

家庭用蓄電池の価格はだいたい90万円から大型のものになると400万円くらいになります。
当社の取り扱う蓄電池のメーカー希望小売価格は、以下の通りです。
詳細な価格については、お電話またはチャットてお問い合わせください。

Nichicon

ニチコン株式会社は、日本の電子部品メーカーで、特にコンデンサという電子部品を専門に製造・販売しています。
長寿命・ハイパワー・AI機能有り・V2Hシステムとの連動可能な多機能の蓄電池 EVやPHEVとの組み合わせで「太陽光・蓄電池・EV」3つの電力最適化が可能です。

ニチコントライブリッド蓄電システム(ESS-T3S1・ESS-T3L1・ESS-T3M1・ESS-T3X1・ESS-T3MCK・ESS-T3XCK)

SHARP

1912年創業のシャープは、日本の電機業界を牽引する企業の一つです。
特に蓄電池分野では、高い技術力と豊富な製品ラインナップを強みに、市場をリードしています。
自家消費にも、長期停電時の備えにも適した大容量モデル災害時をリアルに想定し、停電時の対応はもちろん、浸水にも対応した蓄電池になります。

シャープ蓄電システム(JH-WB2021)

京セラ

1959年創業の京セラは、蓄電池分野で国内シェア第2位を誇る老舗メーカーです。国内で初めて住宅用太陽光発電システムを世に送り出し、再生可能エネルギー分野を牽引してきました。京セラの蓄電池「エネレッツァ」は、世界初のクレイ型リチウムイオン蓄電池として、高い安全性と長寿命を実現。3段階の容量ラインナップと将来的な増設に対応できる設計により、お客様の多様なニーズに応えます。

京セラ蓄電池エネレッツァ(EGS-LM0500・EGS-LM01000・EGS-LM01500)

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国の補助金制度

蓄電池導入をサポート!国や自治体の補助金制度を活用しよう!

蓄電池購入を検討する際、国や自治体の補助金制度を活用すると費用を抑えられます。主な支援として「DR補助金」があり、デマンドレスポンス(DR)に参加することで、需給バランスを維持する取り組みに貢献できます。補助金申請には、SIIに登録されたDR対応蓄電池の導入が必要で、条件を満たすために施工販売店のサポートを受けながら申請を進めるのが望ましいです。

自治体補助金の進捗状況

自治体によって、太陽光発電や蓄電池の導入を支援する補助金制度があり、初期費用を抑えられます。ただし、補助金の金額や対象、申請期間は自治体ごとに異なるため、最新情報を自治体のホームページで確認しましょう。また、導入には専門的な知識が必要なため、専門業者に相談することで、最適なシステム選定と申請手続きをサポートしてもらえます。補助金を活用し、電気料金削減と環境保全を目指してみてください。

※最新の情報は各自治体のHPや窓口よりご確認ください。※2024年4月23日更新

函館市では、太陽光発電や蓄電池といった再生可能エネルギー設備の導入を支援するため、補助金制度を実施しています。2025年2月28日まで申請を受け付けており、蓄電池の導入には一律5万円の補助金が支給されます。ただし、予算が上限に達し次第、受付を終了します。

青森県

蓄電池に関する補助金制度は実施している自治体は少ないものの継続的に行われている。

補助金制度の例

  • 六ヶ所村:補助金額は対象経費の1/10(上限15万円)、申請期間2025年3月15日まで

秋田県

蓄電池に関する補助金制度は少ない傾向ではあるものの、太陽光発電の補助金制度に蓄電池が含まれているケースもある。

補助金制度の例

  • 横手市:補助金額は対象経費の1/3(千円未満切捨て・上限20万円)、申請期間2025年2月28日まで

岩手県

市町村ごとに蓄電池の補助金制度はある

補助金制度の例

  • 北上市:太陽光発電システム及び蓄電システムをセットで設置する際に補助金を交付。補助金額1kWhあたり2万円(千円未満切捨て・上限20万円)、申請期間2025年2月28日まで

山形県

市町村で独自に実施されているケースが多く、なおかつ山形県としても補助金制度を行っている。

補助金制度の例

  • 山形県:補助金額FIT型なら1kWhあたり3万円 もしくは対象経費の3分の1いずれか低い額
  • (上限15万円)非FIT型なら1kWhあたり7万円 もしくは対象経費の3分の1いずれか低い額
  • (上限35万円)、申請期間2024年7月31日までまで

宮城県

市町村側で独自に実施しているのが特徴、継続中の自治体が多い傾向

補助金制度の例

  • いわき市:蓄電容量1kWhあたり1万円(上限10万円)、申請期間2025年3月31日まで

栃木県

  • 日光市:太陽光発電システムと連系が可能な住宅用蓄電システムに対して補助金額1kWhあたり3万円(上限15万円)、申請期間は補助対象設備等の購入後90日以内に申請
  • 鹿沼市:導入報奨金一律40,000円、2024年4月1日から受付開始
  • 小山市:新設太陽光発電との併設で補助金額10万円、既設太陽光発電との併設は5万円。申請は保証書の保証開始日から1年間

茨城県

市町村ごとに独自に補助金制度が実施されていて数も多い傾向

千葉県

茨城県のケースと同様に補助金額一律○○というケースが多い傾向、実施中の自治体は多いため申請しやすい

補助金制度の例

  • 松戸県:補助金額は上限7万円、申請期間2025年2月28日まで
  • 船橋市:補助金額は一律7万円、申請のてびきや申請書類を2024年年5月1日(水)以降市施設において配布
  • 佐倉市:補助金額は上限7万円

群馬県

自治体によって補助金額が一律のケースと1kWh○○円といったケースにわかれているのが特徴

補助金制度の例

太田市:補助金額一律5万円、申請期間2025年3月31日まで

埼玉県

埼玉県にて蓄電池に関する補助金制度は実施されているので、多くの県民が申請を検討できる、また市町村ごとの補助金制度もある

補助金制度の例

  • 草加市:補助金額は2万円、申請期間2025年1月31日まで
  • 埼玉県:詳細が決定次第埼玉県のホームページに掲載

東京都

市町村独自の補助金制度が数多く実施されていて、なおかつ1kWhあたり1.5万円前後の補助金額で設定されている

補助金制度の例

  • 綾部市:補助金額は1kWhあたり1万5千円(上限9万円)、申請期間2023年12月末
  • 舞鶴市:1kWh当たり1万5千円(上限9万円)に1万円を加算、申請期間2024年12月27日まで
  • 宇治市:補助金額は1kWhあたり2万円(上限12万円)、申請期間2025年3月10日まで

兵庫

自治体によって、補助金額1kWhあたり1万円前後に設定されているケースと一律3~10万円で定められているケースにわかれている

補助金制度の例

  • 丹波篠山市:補助金額は容量1kWhあたり1万円(上限 5万円)、申請期間2025年3月7日まで
  • 高砂市:補助金額は一律5万円、申請期間2024年5月1日~2025年3月29日まで
  • 明石市:詳細が確定次第、ホームページ・「広報あかし」等でお知らせ
  • 西脇市:補助金額は一律5万円、申請期間2025年3月31日まで

奈良県

大阪府や京都府より補助機制度の実施件数が少ない傾向、補助金額は一律○○円で定められているケースが多い

補助金制度の例

三郷市:補助金額は一律5万円、申請期間2024年1月末頃まで

滋賀県

補助金制度の実施件数が少ない傾向

補助金制度の例

  • 長浜市:補助金額1kWh(小数点以下第2位切捨て)当たり2万円、申請期間2024年5月1日~2024年2月28日

和歌山県

関西エリアの中で特に補助金制度の実施件数が少ない傾向

補助金制度の例

広川町:補助金額は設置費用の2分の1(上限20万円)申請期間2024年7月31日まで

和歌山市:補助金額は補助対象経費の1/3(千円未満の端数は切り捨て)、申請期間は2024年4月10日~2025年1月31日まで

愛知県

中部エリアの中でも補助金制度を実施している自治体が多い傾向、補助金額は一律○○円の方が多いものの1kWh基準のケースもある

補助金制度の例

  • 岡崎市:補助金額補助対象経費の20%相当額(税抜き、上限8万円)、申請期間2024年12月27日まで
  • 名古屋市:補助金額1kWhあたり1.5万円(上限8kWh)(太陽光発電やHEMSの同時設置が必要)、申請期間2024年4月15日から2025年2月29日まで
  • 豊橋市:補助金額1kWhあたり1万円(上限7万円)、申請期間要問合せ
  • 豊田市:補助金額1kWhあたり1万円(上限9万円)、申請期間要問合せ

静岡県

愛知県と同じく補助金制度を実施している自治体が多い傾向

補助金制度の例

  • 富士宮市:補助金額は一律8万円、申請期間は2025年1月31日(金)まで
  • 富士市:補助金額は一律5万円、申請期間は2025年2月末頃まで
  • 熱海市:補助金額は一律8万円、申請期間は要問合せ

三重県

補助金制度を実施している自治体は少ない傾向、実施中の自治体は補助金額を一律○○円の形式にて定めている

補助金制度の例

  • 川越町:2024年3月31日以前に設置の場合補助金額は一律5万円、2024年年4月1日以降に設置の場合補助金額は10万円と設置費用の額とを比較して少ない方の額、申請期間は設置から2年以内
  • 四日市市:補助金額は一律10万円、申請期間は2025年3月31日まで

岐阜県

中部エリアの中でも補助金制度の実施件数が多い、補助金額は対象経費×10分の1や3分の1のケースや一律の傾向

補助金制度の例

  • 諏訪市:設置に要する経費の10分の1以内(上限 10万円)、申請期間は要問合せ
  • 長野市:補助金額は一律5万円(蓄電池のみ導入する場合、太陽光発電と同時設置の場合は10万円)、申請期間は2025年1月31日まで
  • 上田市:設置に要する経費の10分の1以内(上限 60,000円)、申請期間は要問合せ

山梨県

補助金制度の実施件数は三重県より多く、長野県より少ない傾向

補助金制度の例

  • 甲府市:補助金額は一律5万円もしくは10万円(太陽光発電との同時設置が必須要件)、申請期間は要問合せ
  • 山梨県:補助金額は1台当たり20万円(定額)、申請期間は2024年11月29日まで
  • 山梨市:補助金額は対象経費の10分の1(上限5万円)、申請期間は要問合せ

富山県

補助金制度の件数は少ない傾向

補助金制度の例

  • 魚津市:R6年度事業については詳細が確定次第公開
  • 富山市:令和6年度の補助制度の詳細は、令和6年4月20日頃にホームページでお知らせ

石川県

補助金額は一律で設定されているケースが多い、補助金制度の実施件数は富山県より少し多い傾向

補助金制度の例

  • 小松市:補助金額は一律10万円、申請期間は要問合せ
  • 羽咋市:補助金額は一律5万円(商品券)、申請期間は要問合せ
  • 加賀市:補助金額は一律5万円、申請期間は要問合せ

新潟県

補助金制度の実施件数は石川県と同程度もしくは少し多い傾向、一律の設定より対象経費×〇分の1といった補助金額が多い

補助金制度の例

  • 十日町市:補助金額は補助対象経費の3分の1(上限20万円)、申請期間は要問合せ
  • 新潟市:補助金額1kWhあたり1万円(上限10万円)、2024年4月24日受付開始

福井県

福井県では蓄電池に関する補助金制度(2023年度分)を実施していない ※2024年度情報は追って更新

香川県

蓄電池の設置費用に対して〇分の1といった補助金額のケースが多い、複数の自治体で補助金制度は実施されている

補助金制度の例

  • 高松市:補助金額は一律6万円、申請期間は2024年1月31日まで
  • 香川県:補助金額は補助対象経費の10分の1(上限10万円)、申請期間は2024年1月31日まで

愛媛県

10以上の自治体で補助金制度が実施されている状況、補助金額のルールは蓄電池の設置費用に対して〇分の1といったケースが多い

補助金制度の例

  • 今治市:補助金額は補助対象経費の10分の1(上限9万円)、申請期間は2023年7月31日まで
  • 松山市:補助金額は上限10万円、申請期間2024年3月31日まで

高知県

蓄電池に関する補助金制度を実施している自治体は少ない状況

補助金制度の例

須崎市:補助金額1kWhあたり4万円(上限40万円)、申請期間は2024年12月20日まで

高知市:補助金額は蓄電池設備の設備容量のkWh×4万円(上限額は40万円)、申請期間2024年5月31日まで

四万十町:補助金額1kWhあたり3万円(上限30万円)、申請期間は要問合せ

徳島県

高知県と同じく補助金制度の実施件数が少ない状況

補助金制度の例

  • 阿南市:補助金額は一律10万円、申請期間は要問合せ
  • 徳島市:補助金額は一律10万円、申請期間は要問合せ

広島県

補助金制度を実施している自治体は10未満と比較的少ない

補助金制度の例

  • 東広島市:補助金額は5kWh未満:8万円、5kWh以上~7kWh未満:10万円、7kWh以上:12万円、申請期間は2025年2月28日まで
  • 北広島町:令和6年度の募集開始は、5月中旬を予定
  • 広島市:補助金額は3万円/台、申請期間は2025年1月31日まで

島根県

広島県より補助金制度の実施件数が多い傾向。

補助金制度の例

  • 出雲市:補助金額は設置費用の全額(上限5万円)、申請期間は2025年3月25日まで

鳥取県

補助金額は1kWhあたり7万円のケースが多い

補助金制度の例

  • 北栄町:補助金額は70,000円/kWh又は対象経費の3分の1(上限400,000円)、申請期間は要問合せ

岡山県

補助金額の上限額は4~15万円台で推移

補助金制度の例

  • 井原市:補助金額は経費の1/10以内(上限15万円)、申請期間は要確認

山口県

蓄電池に関する補助金制度の実施件数は少ない状況、申請期間が年度末までではないケースもあり早めの申請が大切

補助金制度の例

  • 防府市:補助金額は設置費用に対して10%(上限10万円)、申請期間は2024年4月30日から令和7年1月31日まで
  • 山口県:補助金額は20万円、申請期間は申請期間は(1次募集)2024年4月19日~2024年4月30日(火)(2次募集)2024年9月 2日(月)~2024年9月13日(金)
  • 下関市:補助金額は補助対象経費の5分の1、もしくは当該リチウムイオン蓄電池部の蓄電容量1kWh(キロワットアワー)につき20,000円を乗じた額の少ない方(上限200,000円)、申請期間は前期申請は2024年4月30日まで。後期申請は2024年9月2日から9月30日まで。

福岡県

自治体によって補助金額の要件が異なる

補助金制度の例

  • 八女市:補助金額は一律7万円、申請期間は要問合せ
  • 福岡市:補助金額は設置費用に対して2分の1(上限40万円)、申請期間は2025年1月31日まで
  • 福岡県よりも補助金制度の実施件数は少ない

補助金制度の例

  • 熊本市:補助金額は一律8万円、2024年5月30日受付開始

長崎県

2024年4月時点で確認可能な蓄電池に関する補助金制度は平戸市のみ

補助金制度の例

  • 平戸市:補助金額は設置費用もしくは購入費用の2分の1(上限10万円)、申請期間2025年2月28日まで

佐賀県

蓄電池に関する補助金制度を実施している自治体は少ない

補助金制度の例

  • 唐津市:補助金額は一律5万円、申請期間は要問合せ
  • 佐賀市:補助金額は一律15万円、申請期間は2024年2月29日まで

大分県

九州エリアの中でも蓄電池に関する補助金制度は少ない傾向

補助金制度の例

  • 宇佐市:補助金額は1件につき上限10万円、申請期間は要問合せ
  • 中津市:補助金額は設置費用の3分の1(上限15.5万円)、2024年5月1日受付開始

宮崎県

蓄電池に関する補助金制度は少ないものの、複数の自治体で実施されている

補助金制度の例

  • 延岡市:補助金額は対象費用の3/4、申請期間は要問合せ
  • 串間市:補助金額は市内業者を利用する場合1件20万円、市外業者を利用する場合1件10万円、申請期間は要問合せ

鹿児島県

蓄電池に関する補助金制度は少ないものの、複数の自治体で実施されている

補助金制度の例

  • さつま町:令和6年度分の受付については、様式変更があるため、4月下旬を予定
  • 鹿児島市:補助金額は一律7万円、申請期間は要問合せ

沖縄県

2024年4月時点で確認可能な蓄電池に関する補助金制度はなし

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家庭用蓄電池の補助金

国や自治体からの大規模な支援金

太陽光発電や蓄電池の導入を後押しするため、国や自治体から高額の補助金が支給されており、導入が活発化しています。

 国からの蓄電池の補助金 

国からの補助金を活用するためには、販売店は国が指定した「目標価格」より安い価格で販売する必要があります、高価格で販売している訪問販売店は補助金を活用しない場合が多いので注意が必要です。
蓄電池の補助金の最新情報を調べて見るのがおすすめです。

自治体からの蓄電池の補助金 

蓄電池の補助金は、東京都を筆頭に都道府県や市区町村などの地方自治体からも高額補助金が公募されているので、補助金情報は定期的に確認する事をおすすめします。

 国からのV2HのCEV補助金 

V2Hの導入には国から高額補助金が用意されています。
電気自動車(EV)とV2Hをセットで導入しても、実質的な負担は大幅に軽減されます。

家庭用蓄電池はローンが利用できます

蓄電池の導入は、停電時の備えや電気料金の削減など、さまざまなメリットがあります。ローンを活用することで、よりスムーズに蓄電池を導入することができます。
※ローンのご利用には、金融機関による審査が必要です。

近年では家庭用蓄電池の導入が増えています

ポイント1

太陽光発電を設置もしくは検討している場合は、蓄電池を導入することで、発電した電力を無駄なく自家消費でき、さらに電気料金を削減できます。

ポイント2

家庭用蓄電池の導入を検討する上で、初期費用だけでなく、長期的な視点でのコストも考慮することが重要です。

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FIT制度の始まった2012年をピークに減少傾向にある。

FIT制度以降、政府の支援や技術革新により、蓄電池の価格は大幅に低下しています。2012~2016年にかけて1kWhあたりの価格は年間平均1万円下がり、2016年には25万円以下が主流となりました。これには、再生可能エネルギー普及政策や量産体制の確立、製造コスト削減が貢献しています。太陽光発電と併せた蓄電池の普及が今後も期待されています。

価格変動は鈍化し値上がり傾向にある

2016年以降、EV普及による需要増と原材料高騰で蓄電池価格は上昇傾向です。特に2023年の円安による物価高が圧力を加え、リチウムイオン電池の原材料供給逼迫も懸念されています。導入を検討するなら早めが良いでしょう。

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電気代削減効果のシミュレーション

4人家族の場合
(父、母、小学生、乳児)

※夜間電力を使用した場合

蓄電池は、自宅の照明や家電製品だけでなく、エコキュートやIHクッキングヒーターといった大容量の電力を必要とする設備にも対応できるため、家庭内での電気の自給自足に貢献します。太陽光発電で発電した電気を蓄えたり、電力会社から電力を購入して蓄電したりすることで、停電時や災害時にも安心して生活することができます。

蓄電池の選び方

蓄電池を選ぶ際は、価格だけでなく、蓄電容量や機能など、様々な要素を総合的に判断することが大切です。

選び方1

蓄電容量


蓄電池を選ぶ際には、貯められる電気量(容量)をkWh単位で確認し、実際に使える「実効容量」を基準に比較しましょう。太陽光発電システムをお持ちの場合、発電量に合わせた容量を選ぶことで、余剰電力を無駄なく蓄えられます。太陽光発電がない場合は、1日の消費量に見合った容量を選ぶことで電気料金の削減に効果的です。さらに、停電時の消費量を基準にすると、防災対策も強化できます。

選び方2

停電時の稼働

防災強化には蓄電池の選定が重要です。停電時に家中へ電力を供給する「全負荷型」は、快適な避難生活向けですが、容量不足には注意が必要です。特定の部屋のみ供給する「特定負荷型」は電力節約に適しています。太陽光発電併用で全負荷型でも安定した電力供給が可能です。

選び方3

パワコンタイプ

蓄電池には、パワーコンディショナが欠かせません。これは充放電制御により効率的なエネルギー利用と寿命延長を図り、安全機能で過充電や過放電を防ぎます。種類には以下の2つがあります。

ハイブリッド型: 蓄電池と太陽光発電の両方を管理でき、システムが簡素化され、コストも抑えられます。太陽光発電と蓄電池の同時導入に最適です。

単機能型: 蓄電池の充放電のみを制御し、太陽光発電の制御機能はありません。太陽光発電がある場合は別途パワーコンディショナが必要です。

選び方4

設置場所

  • 屋外兼用型
  • 屋内設置専用型
  • 屋外設置専用型

太陽光発電システムをお持ちの方、またはこれから導入を検討されている方は、蓄電池の導入も合わせて検討してみてはいかがでしょうか。太陽光発電で発電した電力を蓄電池に貯めることで、夜間や天候の悪い日でも安定して電力を供給できるようになります。

蓄電池の設置場所は、ご自宅の環境やライフスタイルに合わせて、屋内か屋外かを選択することが大切です。
それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、専門業者に相談しながら、最適な蓄電池を選びましょう。

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家庭用蓄電池の選び方のまとめ

 停電時の仕様 

  • 太陽光発電の設置容量から最適な蓄.電容量を試算する
  • 余剰発電電力で充電できるタイプ
  • 蓄電容量の家庭用蓄電池を選ぶ

 設置費用 

  • 価格は2~4社の相見積りで価格相を把握する
  • 1社だけの提案で即決はしない!

リチウムイオン電池の寿命

  • 長寿命の蓄電池を選ぶ
  • サイクル数が非公開の商品は保証期間+5年で試算

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蓄電池のメリット

エコエネでは、蓄電池・太陽光発電の導入を検討されているお客様にとって、頼れるパートナーです。豊富な経験と知識を持ったスタッフが、お客様の快適な蓄電池ライフスタイルをサポートいたします。
お気軽にご相談ください。

メリット1

電気料金負担を削減できる

太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、電気代を大幅に削減できます。
太陽光発電で作った電気や、電気料金が割安になる深夜に電力を貯めて、いつでも使えるよう蓄えられる設備です。蓄えた電気は電力需要のピーク時に使用すれば、電気代を節約できます。
これらは、太陽光発電でつくった電気のうち余った電気を蓄電池に貯めておけば、発電のできない夜間や早朝、雪の日などといった場合でも自家消費することができます。

メリット2

電気料金の高騰

電気料金は、今後も上昇の一途を辿る可能性が高いと言われています。原油価格の変動や、世界的なエネルギー需給の逼迫など、様々な要因が重なり、電気料金の高騰は私たちの生活を直撃する深刻な問題となっています。特に、再生可能エネルギーの普及が進み、電力システムが大きく変化している今、電気料金の安定供給はますます難しくなっています。

よくある家庭の平均電気代

メリット2

災害時の蓄電池のメリットは?

家庭用蓄電池は、停電時に家電の稼働を維持し、不安を和らげる有力な手段です。太陽光発電と併用することで電気料金の節約や環境保護にも貢献します。2019年の台風15号による千葉県の長期停電では、充電や食料確保に多大な苦労が伴いましたが、蓄電池があれば、スマホの充電や冷蔵庫の稼働も維持でき、日常の安心が確保できます。蓄電池は防災を超え、生活の質向上に役立つ存在です。

メリット3

パワコンの交換費⽤を節約でき効率UP

ハイブリット型

太陽光発電システムと蓄電システムのハイブリッドパワーコンディショナ一緒になったタイプ。

太陽光発電システムのパワーコンディショナは、約10年で交換が必要になる場合があり、高額な費用がかかります。しかし、ハイブリッドタイプの蓄電池には、太陽光発電を制御できるパワーコンディショナがセットになっているため、交換費用を抑えることができます。さらに、1台のパワーコンディショナで太陽光と蓄電池を効率的に制御することで、発電量を最大化し、電気代を削減できます。

メリット4

電気自動車の動力源

太陽光発電で作った電気を、いつでも好きな時に使えるようにしたいと思いませんか?蓄電池を設置すれば、日中に発電した電気を蓄えておき、夜間や外出中に電気自動車を充電することができます。電力会社から電力を購入する必要が減り、電気自動車のランニングコストを大幅に削減できます。

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家庭用蓄電池のよくある質問

Q.蓄電池はどのような場所へ設置できますか。

一般的に、殆どのエリアでご設置可能ですが条件によって商品が制限される可能性があります。また、ベランダや基礎下に駐車場などがある場合は、保証の関係上別の場所でのご設置を推奨させて頂く場合が有ります。

Q蓄電池はどのような種類がありますか。

現在、主に用いられている蓄電池として、
鉛蓄電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池・NAS電池の4種類があります。
同じ蓄電池とはいっても、用いられている物質や材料によってその特徴は大きく異なり、
それぞれ適した用途で使い分けされています。

Q.蓄電池にメンテナンスは必要ですか。

蓄電池には定期メンテナンスは必要有りません。
お手入れとしては、定期的にホコリや砂を取り払っていただく程度で構いません。
なぜなら、元々蓄電池にはメンテナンスモードを搭載している機種や、
メーカーのサポートとして24時間365日監視システムで見守ってくれる機能を備えている為、
来訪による点検は不要な事が多いからです。

Q蓄電池を安全に使用するための注意点はありますか。

モバイル機器のバッテリーが発火・爆発するといったニュース報道をご覧になった方は多いでしょう。
現在ではIEC(国際電気標準会議)、JIS(日本工業規格)、電気用品安全法令が輸送時や誤使用などあらゆる状況を想定した上で安全基準が策定されていることもあり、この類のニュースは流れることが少なくなっています。
しかし大きさこそ違いますが、家庭用蓄電池の主流はモバイル機器のバッテリーと同じリチウムイオン電池です。

蓄電池は、停電時の備えや電気代削減など多くのメリットをもたらす一方で、いくつかのデメリットも存在します。

蓄電池はに劣化する

蓄電池はに劣化する

電池には、サイクル寿命という概念があり、これは蓄電池の寿命を測る一つの指標です。
サイクル数とは、蓄電池を1回満充電から空の状態まで使用することを1サイクルと数えた回数のことです。つまり、充電と放電を繰り返す回数を表しています。
カタログに記載されているサイクル数が多いほど、その蓄電池は長寿命であると言えます。これは、より多くの充放電を繰り返しても、性能が大きく低下しにくいことを意味します。
逆に、サイクル数が少ない蓄電池は、寿命が短い傾向にあります。つまり、比較的早い段階で性能が劣化し、蓄えられる電力量が減少してしまう可能性があります。

メーカー商品名定価
(KWH)
サイクル数
田淵電機アイビスセブン7,02112000
伊藤忠商事スマートマスターL9,86000
長州産業Smart PV Multi9,811000
シャープクラウド蓄電池8,512000
ニチコンニチコンポータル2,03650

蓄電池の寿命は、サイクル数によって大きく左右されます。サイクル数とは、蓄電池を1回満充電から空の状態まで使用することを1サイクルと数えた回数のことです。
例えば、1日に1回満充電から空の状態まで蓄電池を使用すると仮定した場合、6,000サイクルの蓄電池であれば、約16年、12,000サイクルの蓄電池であれば、約32年が寿命の目安となります。

蓄電池のデメリット3

設置スペースの確保と配線工事が必要

蓄電池の設置には、屋内・屋外を問わず、十分なスペースが必要です。理想的な設置場所は、直射日光が当たらない日陰で、分電盤までの距離が短い場所です。
蓄電池のサイズは機種によって異なりますが、一般的な家庭用蓄電池は、室外機と似たような大きさや重さになります。例えば、スマートスターLの場合、横762mm×高さ1,145mm×奥行き440mm、重量195kgと、かなり大きなサイズです。薄型でも室外機に近いサイズ感ではあるため、事前に設置場所の確保が必要です。
設置するにあたり搬⼊経路の確保や配線経路も必要になる場合が多く、場所によっては設置できないこともあります。
蓄電池の設置スペースに関する問題を避けるには、実績豊富な施工販売店へ相談し、自宅の状況に合った蓄電池を提案してもらうのが大切です。

蓄電池と太陽光発電の有効活用

太陽光発電は、昼間に太陽の光を電力に変換しますが、発電量と消費電力のバランスが合わない場合があります。蓄電池を導入することで、昼間に発電した電力を蓄えておき、夜間や電力消費の多い時間帯に利用することができます。これにより、電気料金の削減だけでなく、電力会社への負荷を軽減し、安定的な電力供給に貢献することができます。
また、太陽光発電の発電量がピークとなる昼間は、一般的に電力消費も多くなる時間帯です。蓄電池に電力を蓄えることで、自社で発電した電力を優先的に利用できるため、電力会社から購入する電力量を減らすことができます。さらに、余剰電力を電力会社に売却することで、収入を得ることも可能です。

オール電化にすることでZEH(ゼッチ)を実現可能!

ZEH とは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略です。
「断熱」性能の⾼い住まいで、太陽光発電などから「創エネ」し、⾼効率な機器や設備を使⽤しながら「省エネ」することで、年間のエネルギー収⽀ゼロを目指すことができる住宅をいいます。
地球温暖化対策の⼀環として、国は2020年までにZEHを標準的な新築住宅で実現をめざし、普及を後押しする補助⾦も交付されておいます。自宅の建て替えや新築住宅を検討している方の中で「ZEH」を目指している方は、太陽光発電と蓄電池の併用を検討してみることをおすすめします。

固定買取の終了後、太陽光で発電された電気をどうすればいいのか?
「蓄電池」の導入と「自家消費」です。
昼間に余った太陽光発電の電力を蓄電池に貯めておき、夜間や消費電力の多い時間帯に利用することで、電気料金を大幅に削減できます。一般家庭の電気料金は1kWhあたり約28円ですが、太陽光発電で余った電気を蓄電池にためて使うことで、その分電気料金を直接削減できます。売電よりもはるかに高い電気料金削減効果が期待できます。

なぜ蓄電池が注目されているのか?

  • 電気料金の削減: 売電よりも電気料金の削減効果が高い
  • 停電時の安心: 停電時にも蓄電池に蓄えた電力を使用できる
  • エネルギー自給自足: 自宅で発電した電気を自家消費することで、エネルギー自給自足に貢献できる

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蓄電池と太陽光発電の有効活用

蓄電池には⾃動⾞のバッテリーなどに使われる「鉛蓄電池」乾電池のように使われる「ニッケル⽔素蓄電池」などありますが、家庭⽤や電気⾃動⾞で普及拡⼤が⾒込まれているのは「リチウムイオン蓄電池」というタイプです。
自動車などに使用されている鉛蓄電池と⽐較した場合、コンパクトなサイズ感でたくさん充電可能といった特徴をもっています。
定置型リチウムイオン蓄電池=家庭用蓄電池は太陽光発電と同じく、パワーコンディショナが必要です。
これを通して充電と放電を⾏います。
製品によってさまざまなタイプがあります、パワーコンディショナが、太陽光発電設備と⼀体にできるタイプ
と分かれているタイプがあります。

選び方3

経済モード

季節別、時間帯別の電気料⾦メニューを利⽤した上で、安い深夜電⼒を充電して日中に使用することで電気料金を節約することができます。経済的メリットを得られるのはFIT認定を受けている期間の間だけです。

グリーンモード

太陽光発電システムを設置しているご家庭では、深夜の安い電力を利用して蓄電池に充電し、日中は太陽光発電で作った電気を優先的に使うことで、電気料金を大幅に節約することができます。FIT制度の終了後、売電価格が下がった後でも、この方法によって経済的なメリットを最大限に引き出すことが可能です。

安⼼モード

医療機器を使用しているご家庭など、停電が命に関わるような状況では、非常用電源の確保が不可欠です。そのような場合、蓄電池を設置し、「安心モード」機能を利用することで、台風上陸前など、停電リスクが高まる前に蓄電池を満充電しておくことができます。蓄電池を導入することで、停電時の安心や電気料金の節約など、多くのメリットが得られます。しかし、
蓄電池の容量には限りがあり、太陽光発電で生成された電力が蓄電池の容量を超えた場合、余剰電力が発生します。

固定買取(FIT)終了後、どこに売るの?

卒FIT後は、電力会社を自由に決めて、売電することができます。
FITとしての買取が終了するため「同一条件での買取継続」とはなりませんが、他の電力会社と新たに契約しなければ価格以外は 同じ条件で、今までと同じ電力会社に対して売電が継続されます。
買電をそのまま継続という選択をしても、卒FIT以降に「買い手が見つからない」という事態にはなりません。
制度上では、各世帯一定程度保護されているので、今まで通り電力会社が買ってくれることとなります。

電⼒会社の買い取りプラン及び⼿続き

引き続き買い取ってもらうには何かしらの手続きは必要でしょうか?
継続して買取してもらうための手続きは原則不要です。
従来の売電契約で「買い取り期間満了までに双方から別段の意思表示が無ければ、買い取りが継続される」と記されているため自動的に新たな単価で買い取りが継続されます。
別の電力会社へ切り替えたい場合には、別途電力会社から指定されている切り替え手続きが必要になります。

昔からある東京電⼒などの⼤⼿の電⼒会社に余剰電⼒を売っていると思いますが、積極的に買い取りたいという新規参⼊の電⼒会社も出てきているようです。
買い取り価格は、会社によって多少の差があるとはいえ多くは1kwhあたり10円以下の安い価格になります。
卒FIT後の買い取りプランについては、各会社が2019年の6⽉末時点で公表しています。

ご家庭の固定価格買取終了への4つの対策

卒FIT後の詐欺についても注意

卒FIT後に太陽光発電を持つ方が電力買取契約を見直す際には、以下のポイントに注意しましょう。

  1. 悪質なセールスに注意:卒FIT後も買取が0円になるわけではありません。経済産業省や電力会社の情報を確認し、悪質なセールスには冷静に対処しましょう。
  2. 再契約の確認:現在の電力会社から卒FITの3か月前に案内が届きます。手続きが簡単で、安心して売電を続けられるため再契約も一つの選択肢です。
  3. 自家消費の推奨:自家消費を増やすことで電気料金の削減や停電対策にもなります。
  4. 買取価格の比較:他社と比較して、より高額な買取価格を提示している電力会社と契約するのも有効です。

不安がある場合は専門家や家族と相談し、契約内容は慎重に確認しましょう!

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太陽光パネルとセットで
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